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いつでも受けられる救急体制
当院の救急集中治療科（ER）は、24時間365日体制で救急科専門医と看護師が常駐し、重症度や緊急性に応じた適切な対応をおこなっています。来院時には看護師によるトリアージを実施し、優先順位に沿って迅速に検査や処置をおこないます。年間約8,000件の救急搬送を受け入れており、二次救急医療機関として、できる限り多くの患者さんに対応できる体制を整えています。各専門診療科との連携に加え、発熱対応の隔離室や救急救命士の配置など、さらなる体制強化にも取り組み、地域の皆さまに安心して受診いただける救急医療の提供をめざしています。
チームで支える、包括的ながん診療体制
当院は杉並区で、診断から治療、療養支援まで一貫した集学的がん治療が可能な体制を整えています。診療科を超えた連携のもと、複数の専門医が協力し、手術、薬物療法、放射線治療などから患者さんの状態に応じた治療方法を組み合わせて実施しています。病理診断体制も整備しており、化学療法室は12床を備えています。また、緩和ケアやリハビリテーション、社会的サポートにも対応しています。患者さんとご家族の生活に配慮した支援を行い、安心して治療を受けていただける環境づくりに努めています。
専門センターによる高度な医療体制
当院では、「がん診療センター」「消化器疾患センター」「心臓・血管疾患センター」「脳卒中センター」「腎・リウマチ膠原・血液センター」「呼吸器疾患センター」の6つの専門センターを設けています。症状や病気の種類に応じて、専門的な知識と経験を持つ医師が対応し、必要に応じて診療科同士が連携しながら診療を進めています。こうした体制により、患者さんやご家族が安心して医療を受けられる環境づくりを大切にしています。
紹介体制を整え、適切な医療提供を実現
当院は「地域医療支援病院」として、地域の医療機関と連携しながら、住民の皆さまに安心して医療を受けていただける体制づくりに取り組んでいます。また、「紹介受診重点医療機関」として、かかりつけ医などからの紹介状をもとに、必要な専門的な診療や検査を円滑に受けられるよう努めています。これは、限られた医療資源を適切に活用し、患者さん一人ひとりに合った医療を提供するためのしくみです。地域の中核病院として、皆さまの健康を支える役割を果たせるよう、日々の連携と体制整備を大切にしています。
専門性の高い医療を提供する河北サテライトクリニック
河北サテライトクリニックでは、内科専門外来（呼吸器内科、血液内科を除く）と皮膚科、フットケア外来をおこなっています。隣接する河北総合病院と連携しながら、患者さんが安心して質の高い医療が受けられる体制を作っています。各種検査（採血、尿、画像診断、内視鏡検査、心電図など）はクリニック内で施行できないため、隣接する新病院でおこなっていただきます。患者さん、ご家族の皆さまにはご不便をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。