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10月は「世界骨粗しょう症月間」でもあり、骨の健康に注目が集まる季節です。
「最近、少し背が縮んだ気がする」「腰や背中に違和感がある」と感じることはありませんか?
もしかすると、それは骨粗しょう症(こつそしょうしょう)のサインかもしれません。
骨粗しょう症は、早期発見と日頃からの予防が極めて重要な病気です。今回は、骨粗しょう症の原因や初期症状、今日から始められる予防策について分かりやすく解説します。

骨粗しょう症は、骨の中身がスカスカになり、もろくなってしまう病気です。
自覚症状が乏しく、「背中が丸くなる」「身長が縮む」「腰や背中の痛み」といった症状は徐々に進行するため、自分ではなかなか気づきにくいという特徴があります。そのため、日頃から骨の健康に目を向け、早めに予防に取り組むことが大切です。

以下のような特徴や生活習慣にあてはまる方は、特に注意が必要です。
次のような変化を感じたら、骨粗しょう症のサインかもしれません。
骨の健康を守り、強く保つためには、日々の生活習慣の見直しが効果的です。できることから少しずつ取り入れていきましょう。
1日3食、主食・主菜・副菜のそろった食事を意識しましょう。食事の回数が減ると骨づくりに必要な栄養が不足しやすくなります。

食事量を極端に減らすとカルシウム不足を招きます。また、やせすぎは女性ホルモンの分泌を低下させ、骨量を減らす危険性があります。

スナック菓子やファーストフード等に含まれる食品添加物「リン」を摂りすぎると、腸でのカルシウム吸収が妨げられてしまいます。

飲みすぎは低栄養のもとになるほか、利尿作用によって大切なカルシウムが体外へ排泄されてしまいます。

タバコは胃腸の働きを弱めてカルシウムの吸収を妨げるだけでなく、骨を守る女性ホルモンの分泌も低下させます。

運動によって骨に適度な圧力がかかると、カルシウムが骨に沈着しやすくなります。血流も良くなり、骨を作る働きが活発になります。

適度に日光に当たることで、体内でビタミンDが合成されます。ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、強い骨を作るのに役立ちます。

骨の健康には、カルシウムだけでなくサポート役となるビタミン類も欠かせません。
骨の組織の主成分です。成人の目標摂取量は1日約600mgですが、予防のためにはさらに100〜200mg多く摂ることが理想的です。

カルシウムの腸管からの吸収を助けます。

ビタミンKは骨形成を促し、骨密度を高めて骨折予防に役立ちます。

骨粗しょう症は、気づかないうちに静かに進行する病気です。
しかし、日頃の食事や運動、日光浴などの工夫でしっかりと予防することができます。
「もしかして?」と思う症状がある方や、ご自身の骨の状態が気になる方は、一度医療機関や健診で骨密度検査を受けてみることをおすすめします。
気になるところやご自身の健康状態に合わせて検査をプラスすることで、普段の健診では分からないことも詳しく確認できます。
ご自身の健康を知る機会として、ぜひご活用ください。